今回の“king lear”は、『ninagawa memorial』として銘打たれている。
言わずと知れたシェイクスピアの4大悲劇のひとつである
“lear”
そのlearを演じていたのが大竹しのぶさん。
(↑小さな女優が男役だけど王に見える演技は素晴らしい)
その演出家フィリップ•ブリーン氏は流石です。
なかなか面白い演出の
1つに、
幕が上がると今回、真ん中に道化が立っていて煙草に火を灯す
それが芝居のはじまり。そして舞台の隅に置かれた椅子に、
ヴァイオラ🎻とチェロとパーカッション🥁が座っていて、
役者と共にアンサンブルの動きをしながらずっと演奏🎶している。
この3人、主役級の動きで台詞をわかっていないとできない。ほぼ役者と言ってもイイ。
オーケストラが居る舞台より、カッコいい😎演出は見た事なかった。
2つに、
ホンモノの大雨が降る舞台が今まであったかな⁇ってくらいに半端なく水が降りそそぎ
前のめりになって見入ってしまった(ウトウトしていた中目が覚めた🤣)
びしょびしょという言葉がピッタリの中、learやedgarの彷徨う姿は臨場感ある演出だった。
3つに、
edgarは長男なんだけど鈴鹿央士くんが演じ、edmundは次男なんだけど成田凌さんが演じ
実年齢が逆転してる2人の演出も良かった。特に、鈴鹿央士くん
“silent”では、頼りない華奢な彼氏役だったけど、舞台にむけて体作りをしたのか
筋肉💪男に変身していて大人になったなぁ〜なんて。(雨のシーン上半身脱ぐ姿で)
👑👑👑
フィリップ•ブリーン氏は、ninagawaさんのシェイクスピアの空間演出(日本的解釈)を
自身のイギリスとは違う心構えで臨んでいたらしい。
ninagawaさんも天国で拍手喝采👏だと思う。
フィリップ氏の、シェイクスピアの舞台演出これからも楽しみにしてます。
theater milano-zaにて2025.10.9〜11.3
👑👑👑
友よ〜。
今年は、stage yearでしたね。
笑って泣けて、時に難しく、そして久しぶりのシェイクスピア、楽しかったね。
さぁ〜来年40thです。
これからもどうぞよろしくです😊。

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