珍しく⁈いや、初⁈暮れから体調↓熱まででての2018からの2019。
どうなることやら…。だけど、タップリ時間があるお正月、楽しみにしてた韓シネマ観ては寝て見ては寝てのぐふふな毎日でした〜。左上から
❶情愛中毒 2014ソン・スンホン/イム・ジョン題名通りラブロマンスベトナム戦争時の1969年エリート軍人とその部下の妻との危険な情事。強く惹かれあう心忘れられない思い、男と女の間にある単純には理解できない奥深い何かがあって…結末はとても切ない。
❷グローリーデイ 2015ジス/スホ徴兵に行く前の思い出旅に出た若者4人 人助けをした事が思わぬ事態へ。友情も命の重さも祖母への敬愛も何もかも腑に落ちない後味の悪い映画。
❸コンフェッション(友の告白) 2014チソン/チュ・ジフン/イ・グァンス固い友情で結ばれた3人の男たちの運命がある事件で大きく変わっていく。スリリングでミステリアスな展開、友情が疑念や激しい憎悪に変わっていく…とても悲しい虚しい辛い終わりに声がでない。
❹探偵なふたり 2015クォン・サンウ/ソン・ドンイル推理マニアのマンガ喫茶店主と左遷された鬼刑事がある殺人事件に潜む陰謀を暴きだす。コンビの掛け合いがコントで大爆笑だ
けど本格的サスペンス。男の友情を熱く感じて爽快解決作品。
❺後宮の秘密 2012チョ・ヨジョン/キム・ドンウク望まない王の側室になった美しい女性が欲望と陰謀の渦巻く宮中で運命に翻弄されながら生きぬく姿を描く。秘密というだけあって様々な秘密があり、どれもが明らかにならない…エロスの中にドロドロ劇、女は弱いが
母は恐ろしく強い。男は欲に溺れるだけで虚しい話。
❻背徳の王宮 2015チュ・ジフン/キム・ガンウ/イム・ジヨン朝鮮王朝時代に君臨した燕山君(ヨンサングン)のもうひとつの顔。実話があってのエロ国王とその側近たち。王も女も野望に欲望にと復讐にみちた狂気。現代にあったら笑ってしまうほど…この性(サガ)はどの時代にもあるのかな〜。
❼イブサン・ローランこれだけフランス🇫🇷映画 2014ピエール・ニネ/ギヨーム・ガリエンヌ若くしてファッション界の寵児として活躍したイブサン・ローラン、その裏では孤独と重圧に押しつぶされていく素顔に迫っていく。彼はとても繊細で天才肌で芸術的センスが素晴らしい。その時代の華やかな衣装はカッコイイ。恋人(同性愛者)との葛藤も心深く描かれていてとても切ない。
❽華麗なるリベンジ 2015ファン・ジョンミン/カン・ドンウォン韓国版“ショーシャンクの空”かな〜。身に覚えのない殺人容疑で服役する事になった検事と詐欺師がタックルを組み刑務所内から権力に立ち向かう痛快ムービー。人は何か一つでも得意分野があると強いと感じた。
☆☆☆☆☆
今回ご紹介の映画は、切ない物語が半数以上でしたが、人間の奥に潜む欲や思いや気持ちや考えなど、改めて強く感じた。いくらフィクションとはいえ普段の自分の生活からは到底想像できないけど新年だからあえてかな…自分の人生はドラマになるのかな⁈なんて。
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